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いざ、3,000mの「現場」へ!(野外活動講座・ハラヤマ探偵団の地質学講座2日目)

 さて、2日目の朝。
 午後の早い時間から雨予報ということで、 お宿アルムさんの協力も得て、出発を1時間早めることに。
 みんな揃って、7時のバスに乗車しました。

バスの車窓から見上げる山頂方面!「おお!まだ見えてる!!」
それにしても、ヘアピンカーブ続きの山岳道路、ヒルクライム・チャリダーも行きかう中、安全運転してくださる大型バスの運転手さんはスゴイ!
約50分ほどで、畳平に到着!標高は、2,700m!

 ここから、まずは「肩の小屋」を目指します。途中のコマクサ群生地で、先生の研究対象でもあるコマクサの特性、その生息地の地形とのかかわりについてお話をお伺いしました。

途中、肩の小屋で小休止し、これから登る剣ヶ峰付近の成り立ちについてお話を聞きました。しっかりと予習もして、さあ、いざ出発!!

やはり、予報通り・・・だいぶガスが上がってきましたが、皆さん、声をかけると「はーい!!」と元気いっぱいに応じてくれました!!

 ようやく、朝日岳と剣ヶ峰の鞍部に到着。
 こちらからは、昨日の予習でも出てきた「権現池」が良く望めます。
 そして、岩井谷溶岩の「溶岩堤防」もはっきり見ることが出来ました!

鞍部より少し先で、ルートは2つに分かれます。我々は、反時計回りで行くことに。

 山頂までは、あと一息!長野側からはガスがぐんぐん上がってきます・・・
 さあ、山頂からの景色が望めるか?!

無事、ガスが上がりきる前に、全員で山頂に到着!!大日岳や、高天原もしっかり見ることが出来ました!やったね!!

ここでは、先生から三角点についての楽しいお話がありました!
三角点はどうして三角点という名前なの?三角点なのに、なんで四角?!
乗鞍岳山頂の三角点が、他とは違う特徴は、いったい何?!・・・ここでも「なるほどー!」がいっぱいでした!
  ゆったりしたいところですが、さすが夏休みだけあって、山頂も大混雑!少し楽しんだら、今度は頂上小屋前を通って、また、肩の小屋まで下山しました。

大休止させていただいた後は、先生から驚きのお話が!!なんと、小屋前の道の上に、笠ヶ岳由来の石がわんさとある?!えええー!!・・・理由は、工事の際に持ち込まれたモノだから!ということでした。納得~(笑)

その後、畳平まで戻る道中で、コマクサを観察して、無事に畳平に戻りました。
一旦こちらで一次解散。・・・ななんと、今回は、時間とお天気がうまくいったので、ハラヤマ団長と相談し、「オプショナルツアー」を敢行!

畳平から登り始める、魔王岳です!こちらは、先程の剣ヶ峰を形作ったものとはまた異なる烏帽子火山体により形成されたもの。こちらから見える「亀ヶ池」の名前の由来のお話も。

ここで、本日2回目のてっぺん!!魔王岳山頂でパノラマ記念写真です。

思ったより天気が持ってくれて、槍・穂高連峰、そして、笠ヶ岳なども望むことが出来ました!
正面は、焼岳です。こうやってみると、やはり個性的!

そんなわけで、2日間にわたって、乗鞍をめいっぱい学んで楽しむことが出来ました!
毎回、面白い話を教えて下さるハラヤマ団長こと原山先生、乗鞍自然保護センターのNさん、Aさんはじめスタッフの皆さま、お宿アルムの皆さま、本当にありがとうございました!
団員の皆さま、大変お疲れさまでした!また、ジオを楽しみましょう~!!

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