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安全登山の基本と、リスクへの対策を学ぼう!(「山でのビバーク技術と危急時対応」1日目)

今週末は、山での基本的な危急時対策や、万が一の対応について学ぶ「山でのビバーク技術と危急時対応」を開催しています!
実は、実際に八ヶ岳での実践を予定していたのですが、夜から翌午前中にかけて雪予報が出てしまい、職員としても泣く泣く断念・・・(実際、雪が降ったそうです!)
センター周辺での講習に急遽切り替えました。
ご参加の皆さま、突然の変更へのご対応ありがとうございました!

まずはセンター内で開講式。その後、座学です。
危急時対応を学ぶ前に、そもそも危急時に陥らないためには・・・?という話をしました。
安全登山のためには、事前準備から始まり、行動中の判断、登山後の振り返りも大事です。
実際の遭難事例を例に、それぞれの「ターニングポイント」などについて考えました。

また、準備のひとつとして、地図の確認やそのポイントについても学びました。
あまり詳細に地図を見たことが無かったという方もいましたが、明日は現地での読図実践も行います!

午後一番は、本日、宿泊するツェルトの設営です。
皆さん、結構上手に張れていました!講師からは、個々に気を付けてほしいという点や、快適に過ごすポイントについても教わりました。

出来上がったツェルト村はこちら!
さて、一晩快適に過ごせるでしょうか?

その後は、実際の危急時対応の実技研修を行いました。
応急処置や、背負い搬送の方法など、普段実際に救助を行っている講師ならではのアドバイスもあり、皆さん真剣に取り組んでいらっしゃいました。

要救助者役になることも、大事な経験。
それぞれ、交代しながら、議論しながら実践しました。

この講習会には、実は毎年、現役の消防隊員の方が参加されています。
消防班は、ロープを使って、より救助に近い訓練を行います。

普段の活動などをお伺いしながら、都市型レスキューとは違った、少ない資器材による山中での救助活動について実践を行いました。

寒い中での講習が終わったら、いよいよ!ツェルトでのビバークです。
今日は冷えそう・・・ですが、皆さんそれぞれ工夫を凝らして夜に備えています!!

ツェルト+タープ!これはだいぶ暖かそうですね~。また、朝感想聞かせてください!
そして、お楽しみの夕食タイム。

皆さん、それぞれに、軽量化したり温かいものを作ったり・・・

こちらのお二人、なんと17歳&18歳!!
火を起こして、カレーを作るそうですよ。
それにしても、半そで・・・信じられません・・・笑。

消防班の皆さまも、それぞれに準備をスタート。何が出来るのかな~?!

ちなみに、講師・職員班は、寒くなったら定番・・・の鍋。
本日のシェフ・JKによると、タンタン鍋だそうです。お味は・・・?
今夜は冷えそうですが、無事に一晩、ゆっくり休めますように!
明日は、山での実践講習です!!

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