この週末に行われた
「岩登りのリスクとその回避」講習では、
岩登り中にアクシデントが起きたときの、
対処法について実践的に学びました。
1日目は、
登り返しの技術や、確保時の自己脱出法等について、
頭で理解するだけではなく、
身体が覚えるまで繰り返し練習をしました。
2日目は、
岩登り中のアクシデントを想定し、
その場でどのように対処したらよいかについて、
みんなで考えながら実践してみました。
先ず、高さのないところで方法や手順の確認。
次は実際に登って、高さのあるテラスで実践。
下でできたことも、高さが加わることで緊張感が増し、
思わぬトラブルも発生して、なかなか上手くできない場面も。
最後に、トップが墜落したことを模してタイヤを落とし、
トップ墜落時の確保体験をしました。
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参加された皆さんが、
真剣に考え、積極的に学んでいる姿が印象に残った2日間でした。
アクシデントは、起こさないことがまず一番大事なこと。
そして、アクシデントが起きた時の対処法の「引き出し」を、
いくつか持っていることも大事なことです。
今回の講習は、この「引き出し」を増やす機会になったのではないでしょうか。