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裏銀座の稜線へ(「みんなの山写真」)

センターから見える北アルプスの山々を見ても、紅葉が

かなり降りてきています。

センターのご近所でもある裏銀座入口に様子見に行ってきました。

(撮影は10月3日~4日)

まずは、七倉から高瀬ダムの堰堤まで上がります。

(歩くとなかなかですが、タクシーならあっという間。)

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高瀬ダムは発電用のダムで、石を積み上げた巨大なロックフィル・ダム。

※詳しく知りたい方、(財)日本ダム協会さんのサイトへ。

ダムが大きすぎて下に見える土砂運搬トラックが、ミニカーに見えるほど!

トラックは、高瀬ダムに不動沢、濁沢から流れ込む

土砂を浚渫(しゅんせつ)するために、連なって走ります。

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良い時はエメラルドグリーンの湖面ですが・・・

この日は残念ながら、雨の影響で濁っていました。

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その先はちょっと暗いトンネルをてくてく。

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次に、不動沢にかかるつり橋を渡ります。

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対岸には、実はキャンプ指定地があります。

(ただし、土石流の危険がある為、大雨の時はキャンプ不可)

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濁沢にかかる橋。

大雨で土石流が出ると、流されてしまうこともあります。

この時は丸太橋に、横板が打たれて渡りやすかったです。

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こちらが、「ブナ立尾根」入口。

高瀬ダムが標高約1300m、小屋が約2500m、それに合わせて

標高約100mごとに番号が打ってあります。

入り口の12番から始まり、稜線手前で1番。

ちょっと下って小屋に着けば0番。

カウントダウンを励みにして、登ることが出来ます。

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このブナ立尾根、「北アルプス三大急登」のひとつだそうですが、

整備がしっかりされていて、登りやすいです。

入口の急坂にも、金属の階段があり安全に登れます。

ただし、滑りやすい箇所もあるので特に濡れているときは

慎重に!!

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立派なブナの大木が出迎えてくれました。

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山麓も、少しずつ紅葉しています。

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重力に逆らう、ど根性キノコ?にも出会いました。

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途中、小屋の従業員の方にお会いしました。

ちょうど道直しをされていました。

「歩きやすい方がいいじゃんね~」とにこにこ笑顔に、

頭が下がる思いでした。

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中腹くらいから、紅葉が見ごろに。

日が当たるとさらに鮮やかに見えました。

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こちらは、「三角点」2208.5m。

カウントダウンの看板は4番!もうひと頑張りしますか!

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視界が開けると、不動岳方面が良く見えます。

黄葉が鮮やかでした。

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さらに尾根上部になると、面白いダケカンバたちが出迎えてくれます。

風雪に耐えた姿ではあるのですが、まるで木々のダンスのよう。

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標高が上がると、木々も葉を落としているものが多くありました。

視線を感じて振り返ると、ルリビタキ♀が。

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小さな峠を乗越すと、小屋はすぐそこ。

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センターから一番近い小屋の一つ、烏帽子小屋に到着です。

アットホームな暖かな小屋で、ほっとします。

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小屋の前には赤牛岳の大きな姿。

牛も秋をまとって、赤みを増していました。

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※今回は山頂に行きませんでしたので・・・

おまけに、紅葉が割と「アタリ」だった2012年の

烏帽子岳の写真です。

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台風やら、前線の影響やらでなかなかすっきりしない

お天気ですが、雪が降るまでもう少し、秋山を

楽しみたいものですね。

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