天気に恵まれたこの週末、北アルプス涸沢周辺で開催された”カラフェス”に参加してきました。
メイン会場の涸沢はこんな感じ。何かが始まる感じですね。
この場で、国際山岳医の大城和恵先生、常駐隊北アルプス南部地区隊長の加島博文さん、そして私3人での、「北アルプスの安全を守る~山岳遭難の現場から~」のパネルディスカッションがありました。。
加島さんからは、この夏山の遭難の現状と、これからの時期に気をつけることについてのお話がありました。高い山では、早いところで9月後半には降雪があるということです。
そのような季節で気をつけるのは、低体温症。
大城先生からは、低体温所の対応として4つのポイントのお話がありました。
「食べ物」「隔離」「保温」「加温」この4つです。
たくさんの方に、この4つのポイントを覚えていただいたようですね。
ところでステージの3人、わかりますか? バックの山々が素晴らしいです。
主催者にお願いをして、本部のテントに「LINE秋山登山相談所」開設のポスターも貼っていただきました。
このポスターを拡大したのはこちら☟
翌日は、徳沢会場にも立ち寄りました。
こちらでは、長野県・長野県山岳遭難防止対策協会もブースを出していて、「信州 山のグレーディング」の冊子等を配布していました。こちらにもたくさんの方が顔を出してくれました。
夏山シーズンもそろそろ終わり。そろそろ秋山シーズンが始まります。
次の週末に、登山を計画されている方も多いのではないでしょうか。
登山前にしっかり準備をして、ぜひ気をつけて登ってください。
#長野県山岳総合センター
#涸沢フェスティバル